ここのところ、昔のカセットテープを引っ張り出して聴いていることが多くなったのですが、80年代の音楽が多いのに気がつきました。
当時の曲はメッセージ性の少ない・恋愛をテーマにした・しかし、どろどろとしたものが無くて、ちょっと洒落た・・物が多いと思います。
別れをテーマにしても血を見ないと言うか怨念が無いと言うか。うらみつらみは出てきません。
おまけに悪いのは「僕です」。女性は悪くありません。
詩も日本語が美しく、物語があると思います。
当時よく聴いていたのは・・大滝詠一・稲垣潤一・松田聖子・杉真理(すぎ まさみち)・・ETC。
そして、来生たかお・・・。
薬師丸ひろこの歌で大ヒットした「セーラー服と機関銃」の作者と言えばお分かりになると思います(作詞は来生えつこ・来生版では『夢の途中』)。
「夢の途中」・「GoodbyDay」(TVドラマ「愛のホットライン」の主題歌)・「美しい人」(「クイーン・エメラルダス」主題歌?)など好きな曲はたくさんあるのですが、一番好きなのは、彼のデビューシングル
「浅い夢」です。
イントロの弦の音からもう、胸が締め付けられるような切ない(でも不思議と哀しくは無い)気持ちになります。
夏の恋を描いた曲ですが、夏の暑さや湿気を感じることはありません。夏の終わりの持つ切ない感じがある(でも失恋の歌ではありません、落ち着いた名曲です。
♪夏の日の海の町 飛び散るきらめきの中
夜毎の海の宿 飛び交うざわめきの中・・・・・
・・・・・・・
浅い夢を見ているようで
私の体 妙に軽くて
浮き上がりそうだった
夏の日の海の宿 飛び交うざわめきの中
人知れず私は あなたの手をとった♪
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